チェルノブイリ•ハートとは、1986年のチェルノブイリ原発事故による放射能の影響で、心臓に重度の障がいを持っている子ども達のことだそうです。
ウクライナやベラルーシでは、原発事故以来、ガンなどの病気に罹る子どもや、奇形や障がいを持って生まれてくる子どもがあきらかに増えました。
そんなチェルノブイリ・ハートの子ども達を、病院や孤児院、障害児施設などにたずね歩き取材をしたドキュメンタリーです。
経済的な理由、手術を必要とする子どもが多すぎて手が回らない現状もあって、手術を待つ間に死んでしまう子もたくさんいます。
子どもは放射性物質に対する感受性が高いので、大人よりも被害を受けやすく、今スクリーンに映っている事は、数年後の日本の姿なのかも知れないと思うと、やりきれない気持ちでいっぱいになりました。
