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ホールド・ザ・ダーク そこにある闇のYOKのレビュー・感想・評価

2.3
スパイダーマン/フォーフロムホームの余韻にひたひたしていたら全然ほかの映画作品手につかんくて、YouTubeばっか観てた。

ようやっと気持ちも落ち着いてきたので久々のネトフリ作品「ホールド・ザ・ダーク そこにある闇」を観てみましてん。とりあえずあらすじよんで「母親が怪しい!!!」と母親に疑いの目を向けて観始めた。

~あらすじ~
オオカミに連れ去られた息子の報復としてそのオオカミをぶっ殺してくれ。的な手紙を受けとった作家が好奇心(?)から辺鄙な村にやってくる。作家は狼の研究者なので動物行動学の知識を活かすものの段々とやばい事に巻き込まれていく。

ほらね、母親怪しいっしょ?(どこが)
オオカミに息子がさらわれた疑惑があるならまず警察的なところに言った方がいいと思うんだけど、なぜ小説家に?こいつは怪しいぜ!って私はなったんや。そして母ちゃん美人。

なんかもう最近心がBBAなのと行き場のない母性のせいで、映画やドラマで裸だったり薄着の人が出てくると「ちょっともー!洋服着なさい、風邪引くわよ!」って声に出ちゃう。今作でも元気に「こんな寒い地域で!風邪引くでしょ!」って声に出した。

しかしまあ話の展開は大変にスロー。
主人公が作家なのにオオカミ退治なんて出来るのか?とか、いなくなった息子の母ちゃんなんか変じゃない?とか、ってか村の住人もなんか可笑しくない?とか、ってか戦地の君は誰?とか、ってかなんで主人公も手紙もらっただけでわざわざここに来た?目的何?とか、あらゆることが謎すぎてしんどかった。

戦地の人の正体がわかったところで「こいつも怪しいな」の一言だったし、なんかもう地元のチンピラが益々悪くなって半グレてる感じが凄かった。けどこの人と、この人と共にいるロン毛さんのおかげでなんかちょっと面白くなりそうな予感が出てくるので、皮肉なもんだよな。

しかしまあ、各々のキャラに各々の事情がありそうなもののそれが今ひとつ分からんのと、人間関係がよく分からんのと、隙あらば銃撃戦なのとで理解が及ばずずっと何が起きてるんだろーなーってポカンもしちゃった。

ってかオオカミちっとも出てこねえの。
あと主人公ちっとも動物行動学とかいう知識使ってねえの。

もう何が何だか分からんままにエンドロール迎えてた。内なる狼ってなんだよ。ただの殺しに殺しを重ねるやべえ男と、そんな男をなんだかんだ受け入れる女の話じゃねえか。

とりあえず主人公はただの一般人なのに巻き込まれて警察に同行させられて…なんでこんなことになってるの?警察もさぁ「君は一般人なんだから手を引け、もう関わるな」くらい言えよ。

最後に残った感想は「なんだったの?」でした。
誰か解説してくれ…。(涙目)
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