戦慄の果てに女は嗤うの作品情報・感想・評価

「戦慄の果てに女は嗤う」に投稿された感想・評価

menoki

menokiの感想・評価

1.5
ただ単に、戦慄の果てに女は嗤うという台詞を言う為に製作されたとしか思えないオムニバス形ホラー。

ジャンプスケアの使い方は上手いと思うが、その他は結構クソな部分が目立っている。
キャラクターは全く魅力的じゃないし、ストーリーは薄っぺらなものばかりなのに意味不明なものが多い。

そして中でも一番致命的だと思うのがキャスティングである。

普通はイケメン役を振り分ける場合、比較的顔の整った役者を当てると思うのだが、本作の場合は何故かイケメン役が微妙な容姿の役者が選ばれる様になっている。
第1話で三四郎の小宮みたいな奴を巡って女性二人がバトルするのだが、もう違和感しかない。

そして更に酷いのが、冴えない女性役に戸田恵梨香に似てる役者を起用し、子供や男性からモテるの美女役にアントニオ猪木に似てる女性を起用している。
劇中では戸田恵梨香が男性からモテるアントニオ猪木に対して妬んでいるのだが、単に周りの男性が超ブス専なだけにしか思えない。
その後、とある事がきっかけで戸田恵梨香が冴えない女性からイケイケの美女に変貌し周りからモテるという流れになるのだが、「ライアーゲーム」の神崎 直から「スペック」の当麻紗綾くらいしか外見が変わってない。
正直、そこまでの変化がないのにも関わらず何で急にモテる様になったのかが意味不明過ぎる。
冴えない女性からイケイケ美女の外見に変化させたいんなら、服装や髪型以外にも変化を与えないとダメだろ!!

それと音楽の使い方もなかなかに酷い。
Z級映画で無意味に意味不明なタイミングでバラードを流す事が良くあるが、本作も例に漏れずに意味不明なタイミングでバラードが流れている。
本作の場合、主人公が道端で一人を待っていると目の前でメイド服を着た女性がチラシを配ってる。
このタイミングでバラードが流れるのだが、微塵もその情景とバラードが合っていない。

例えるなら「新世紀エヴァンゲリオン」の第1話でシンジがミサトさんを待ってる時にED曲である「Fly me to the Moon」が流れてる様な感じだ。
一体どういうセンスしてんだ??

ジャンプスケアの使い方を観る限りではホラー映画を撮る素質はあると思うので、次回作を製作する場合は薄っぺらで意味不明な脚本とキャラクターにマッチしていないキャスティング、そして音楽の使い方をマシにしたら結構良質なホラーが撮れると思う。