滝和也

ドラムラインの滝和也のレビュー・感想・評価

ドラムライン(2002年製作の映画)
3.6
スネアドラム
マーチングバンド
大学間対決

才能…規律…対立
チアガール…恋

挫折…再生…友情…勝利

「ドラムライン」

冒頭コピーで全てが語れる王道スポ根青春ドラマ(^^) だからと言って馬鹿にしてる訳でもなく、つまらないわけではないんです。

ストーリーは読める。だけど…マーチングバンドと言う世界を良く再現していて、迫力あるし、カッコいいんです。ドラムライン対決とかね(^^)

それにストーリーが読めたとしても、王道を丁寧にきっちり作り込めば、気持ちいいし、ついつい共感したり、画面に入り込んでしまうモノ。正にそれですね。友情・努力・勝利のジャンプみたいなものです。そうアメフトのハーフタイムショーがイメージしやすいので、アイシールド21の裏側でこんなストーリーがあっても良いですね(^^)

主演のニック・キャノンはこれ以外私は知らないのですが、まぁこの役は似合ってましたね。才能から天狗で挫折みたいなキャラクター(笑)。また緑じゃない若いゾーイ・サルダナさんがヒロイン。大学のクイーンであるチアリーダーでした。

やはりマーチングバンドのエンターテイメント性溢れた再現シーンの迫力が素晴らしくて…特異な世界を上手く作品にした点が大きいと思います。音楽が好きな方は楽しい作品ですね(^^)
滝和也

滝和也