シンガポールのシネコンで観てきた
斬新〜!
ホラーだけどエイリアンものなので霊とかゾンビとかとも違うちょっとsci-fiチックな感じ 音を立てられないという制限+家族愛まで描いてる!のでプレデターとかともまた違う味わい
怖さはビックリ系の成分が多いしグロ少なめ、苦しませたりもしないのでホラーは得意じゃ無い人でもわりといけそう
設定に色々詰め込みすぎじゃないかと思ったけど破綻してないのが凄い
音を出さずにあの釘を打つ事も出来ないし、静寂を保つ為に家の中ですらあれだけアナログな生活をしているのだから、喋れるからといって滝の側で原始人みたいな生活は出来ないよなぁとか、描写にそれなりに説得力はある
驚いたのは盛り過ぎ設定よりもお芝居の素晴らしさ
静かにしてなきゃいけない分、音や音楽の使い方が特徴的で素晴らしく効果的なのと、セリフが少ない分俳優さんたちの表情、特に眼の演技とか、仕草に感情を込めるのとかが細やかで、かといって大袈裟でなく…本当に素晴らしかった
子役もお見事
もちろんあんな状況で妊娠するとかなんなのそれ…とか(赤子に対しての対応も酷いので、つきつめれば子供を持つことってエゴでしかないのかもしれないと思わせる)、結局銃で死ぬのかよ…とかツッコミどころはあるけども、満足感の方が勝る
普段わざわざホラーを選んで鑑賞しないけどこれはかなり楽しめたので早く日本にも入ってきて皆に観てほしい
海外の映画館だとエンドロールになった途端灯りがついて余韻台無しだったので、日本公開になったら私もまた観に行きたい