『トイ・ストーリー4』
『チャイルド・プレイ』
…奇しくも同じ時期に人形という玩具を題材にした作品がここ日本では続々と公開されていますが、自分が選んだのはこちらの"大人"のおもちゃ映画ー。こう書くとなんだか如何わしく怪しく感じますが（笑）、内容は至って真面目でとても勇気づけられるし元気づけられる作品です。
今作は最近だと『ドント・ウォーリー』と似た要素を含む所謂自己セラピー映画。過去に起きた辛い出来事を周りの人との関わり合いや自分自身で没頭出来る特技を突き詰めていく事で紆余曲折ありながらも乗り越えていく様は、観ているこちらにも生きる活力を与えてくれるし、精神的な部分で実生活に役立てたい学びの部分が大きいのも特長です。
今作を撮ったのは『フォレスト・ガンプ 一期一会』の名匠ロバート・ゼメキス監督。…にも関わらず、ここ日本では上映館も少なくミニシアターでひっそりと公開されているのは、やはりアメリカ本国で大きくコケてしまったのが原因なのでしょうか…。ゼメキス監督ならではの映像革新的な部分やゼメキス監督といえば！…的な遊び心溢れるセルフオマージュも楽しい作品なのに何かこう勿体ない作品だと感じてしまいました…。
