エソラゴト

TENET テネットのエソラゴトのレビュー・感想・評価

TENET テネット(2020年製作の映画)
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昨年末にグランドサンシャインシネマで度肝を抜かされたプロローグ映像を観てから9ヶ月ー。その後のコロナウィルスによる世界情勢の変化から今年中の上映が危惧されていましたが、ここ日本では予定通り本日18日から公開されました。

今年1番の大いなる期待の中、最速上映を同じグランドサンシャインシネマのIMAXレーザー/GTテクノロジーの超大画面&超大音響で文字通り"浴びて"きました!

予告編とあらすじ以外ここ何ヶ月はネタバレ回避の為SNS等の情報は完全シャットアウト。その甲斐あって真っさらな心と気持ちで鑑賞することに成功!しかしながら先日の『メメント』評でも記した通りやはり1回観ただけで理解出来るような代物ではないことは間違いありませんでした(汗)

とはいえノーラン監督作品に於ける細かい設定や世界観の難解さは織り込み済み。なのでこの初回は"考えるな、感じろ!"精神で鑑賞したのも功を奏して、圧倒的な画ヂカラの迫力&フルIMAX(一部)の威力で2時間半の長尺もあっという間。

また『インセプション』『インターステラー』同様パンフには本編理解の術となる詳しい解説と考察といった情報量も盛り沢山なので買って損は無いと思います。(寧ろ買うべき!)そして近日中には以前に注文していたメイキング本も届くので、この4連休中はノーラン監督によってこの『テネット』が私の脳にインセプションされることは言うまでもありません(笑)

パンフの冒頭にはノーラン監督の"信条"とも言うべき全世界の人々に対するメッセージ及び映画に対する熱い想いと愛が記されており胸に来るものがありました。