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ダンボのpuppyのレビュー・感想・評価

ダンボ(2019年製作の映画)
2.0
アニメの、あのダンボと思って行ってしまったのが間違いだった。全く別物。
動物たちの物語。が、人間主観の人間の物語。になっている。
出てくるのはダンボとジャンボだけ。
ちらっと映るネズミがティモシーアピールなのかなあ。
大好きなカラスも出てきません。ダンボと名乗るなら、必要最低限のキャラクターには登場して欲しかったかな。
ファンとしてはシンデレラにねずみのジャックとガスが出てこないくらいの物足りなさです。ねずみたちの代わりに町のおばさんが助けてくれる…って、そんな風にはしないよね。

動物たちが力合わせてバカにしてた人間(人間だけじゃないけど)をギャフンと言わせるのが面白いのに、人間の人間による感動物語になっていた。良い話なんだけど。ダンボ脇役やん。
とにかく、別物として見れば良い映画なんだと思う。面白かった。
だけど、「ダンボ」である必要が感じられなかった。一から作っても良かったんじゃないかなあ。ダンボの世界観を借りる必要があったのか。

もう一度言うが映画としては面白い。登場人物も愛すべき存在だった。
ただ、「ダンボ」であるがゆえにこの評価となってしまう。面白かったけど、もう見ないだろうし。
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