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ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡のSPNminacoのレビュー・感想・評価

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ボリビアで出会ったバックパッカー3人が、ガイドに誘われジャングル奥地へと旅立つ。自分ならぜったい付いて行かないよ案件。案の定旅は徐々に雲行きが怪しくなる。前半は山奥で逃げ場のない人間関係で揉めるとキツい…という精神的しんどさ、後半は孤独なサヴァイバルの肉体的しんどさ。そもそも運命の分かれ道で無謀な方を選んでしまったのがアカンけど、ジャングルで致命的なのはスコールや虫だよね。確かにあれでよく助かったと驚く。けど、別の道を選んだ2人が、実はある意味もっとゾッとした。むしろこっちを映画化したらホラーかもしれない。
グレッグ・マクリーン監督は『サラリーマン・バトル・ロワイヤル』に続き南米でのサヴァイバル、対立する人間模様やグロ痛い描写に通じるものがあった。通じるといえば、そうかダニエル・ラドクリフはこうしてスイス・アーミー・マンになったのか!と納得しそうになった。だって色々繋がる場面があるんだもん。
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