コードギアス 反逆のルルーシュII 叛道（はんどう）のみかんのネタバレレビュー・内容・結末

コードギアス劇場版(TV放送の内容を再編して三部作)の二作目。
一作目以上に目まぐるしい展開へ。相変わらず愛憎の連鎖。
今回でルルーシュとスザクの友情は決定的に決裂し、もう昔のような関係に戻ることはない。
ユフィの行く末については当時もかなりショックでしたが、やっぱりやりきれない・・・。
死にたがりのスザクの唯一の希望だったのに。悲しくも、ユフィの死が生きる理由になってしまった。ユフィの優しい願いもかなわない。それも悲しい。
ルーシュにとってはスザクもユフィも大事な存在だっただろうけど、ルルーシュは世界の平和ではなく、あくまでもナナリーの幸せのために、人の意思を操る禁忌の力で突き進んだ覚悟の結果だと思うので、さらに突き進むしかない。
放送当時も今回も、どちらかと言うとスザク寄りで見ていたけど、こうギュッと濃縮されて見ると、ルルーシュもかなり可哀想でした・・・。
C.C.との関係は、力を持つが故の苦悩や孤独をお互いに分かり合っていて、お互いを必要としている寂しく悲しい繋がりだけど、それでもルルーシュには救いになったんだろうと思う。

ロロがルルーシュへ傾倒する理由とか、スザクのフレイヤとか、シャーリーのこととか、結構大事なシーンがカットされていて、そこがちょっと残念でした。

次回も楽しみ！！
今回は来場者特典でカードホルダーが貰えました笑。