たけちゃん

ザ・セイントのたけちゃんのレビュー・感想・評価

ザ・セイント(2017年製作の映画)
3.6
命懸けで勝ち取れ!


サイモン・ウェスト、アーニー・バーバラッシュ監督 2017年製作
主演アダム・レイナー、エリザ・ドゥシュク、ロジャー・ムーア


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、5月23日は敬愛するサー・ロジャー・ムーアの命日でございます。


【サー・ロジャー・ムーア】
簡単に触れておくと
1927年10月14日、イングランドはロンドンの警察官の息子として生まれました。第二次世界大戦に従軍した後、俳優の道に進み、1962年「セイント 天国野郎」に出演してスターの階段を登るのですなぁ。
1973年に「007 死ぬのは奴らだ」で3代目ジェームズ・ボンドに就任。そこから1985年の「007 美しき獲物たち」までの7作でボンド役を務めました。10代だった僕のリアルタイムヒーローでしたね。でも、40代でボンドになり、50代後半まで務めていたとか、尊敬ですわ。

そして、3年前2017年5月23日に亡くなりました。
僕はこの時、既にフィルマを始めていたので、「ロジャー・ムーアの訃報に触れて」とタグ付けをして、翌日からロジャーの007シリーズを全てレビューしました。
本当に大好きだったんです。

007って、シリアスからコメディまで振れ幅が広く、また、演じた俳優や演出で好みも出ますし、ファン層も変わりますよね。どのボンドが好きか、色々と選べるのも良い。
僕はって言うと、シリーズ全て好きなんですが、やはり出会いって大きくて、ロジャーボンドに愛着があるなぁ。これは変えられないですよね。


そのロジャー・ムーア、出世作はテレビシリーズの「セイント 天国野郎」なんですが、実は見たことないんです。
今回、YouTubeでオープニングとか見たんですが、ロジャー・ムーア、若かった~(笑)
いつか観てみたいと思います。

そんなムーア卿の命日に選んだのは?
実は、「セイント 天国野郎」の映画リメイク版があるんです。
ひとつはバル・キルマー主演の「セイント(1997)」と「ザ・セイント(2017)」です。
で、その「ザ・セイント」にはロジャー・ムーアも出演していると知り、チョイスしました。







さて、映画です。
あら~、この映画、主人公のサイモン・テンプラー役はアダム・レイナーですが、彼を補佐するパトリシア役はエリザ・ドゥシュクでしたか!
僕ね、彼女が主演したドラマシリーズの「トゥルー・コーリング」が大好きだったんですよね。2シーズンで打ち切りになってしまって残念だったの。
これ、死んだ人の「助けて~」という声が聞こえると過去に戻って、その人を助けてあげるというドラマだったんだけど、好きな設定で毎回楽しみだったんですよね~。

ただ、「トゥルー・コーリング」の若くて素敵だった頃を知っているので、今作は少しだけ残念でした。役としては悪くないけどね(^-^)



本題に戻ります。
やっぱりテレビシリーズの延長線上と言いますか、ドラマだったら十分面白いと言えるんだけど、映画としては若干物足りない。
でも、続きが観たいとも思いましたよ。
主人公のサイモン・テンプラーが魅力的なキャラなのでね。その主人公のサイモン・テンプラーって、義賊なんだけど、テンプル騎士団に関わる一族だったんだとか、なかなかに好き( ¯−¯ )フッ


そして、映画にはオリジナルのサイモンを演じたサー・ロジャー・ムーアに加え、続編のサイモン役のイアン・オギルビーまで出てるんで、テレビシリーズファンは嬉しかったでしょうね~。2人とも悪役ですが⸜( ¯⌓¯ )⸝
僕はテレビシリーズを見てなかったけど、それでも、おーっ!ってなりました(笑)


ということで、サー・ロジャー・ムーアを忍びつつ、レビューを終えたいと思います。
トゥルー・コーリングがまた観たい( •̀ω•́ )و✧