ウー・ジン in アフリカ！
今度の敵は、政府反乱軍＆ヨーロッパ傭兵軍団！！
多勢に無勢、孤立無援の状況、2作目にして最早＂戦狼＂が関係ない中、どう出るウー・ジン！？
何でも、世界歴代興行収入：第54位を記録するほどの大ヒットになったとのことだが、これにはルッソ兄弟監修を始め、ハリウッド・スタッフの力によるところが大きいと思う。
まず、変てこりんな編集は改善され、前作以上に派手な映像の応酬。
また、ルッソ兄弟繋がりで、『WS』や『シビル・ウォー』のフランク・グリロが敵として登場。アドキンスに見劣りしないアクションを見せる。
しかし、こんな状況でもやっぱりウーさんのニヤニヤは止まらない。
このせいで、そこはかとない小物感が漂うんだよね。だから逆に『ドラゴン×マッハ！』は良かったんだけど、本作では逆効果。
シュワ作品や『ランボー』というよりは、＂お金がかかったステイサム映画＂なので、この問題は大きいと思う。もっと渋みが欲しい。
あとは、ウーさんは意識してないというが、あからさま過ぎるプロパガンダにも苦笑。
