ゆめちん

モリーズ・ゲームのゆめちんのレビュー・感想・評価

モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)
4.0
モリーズ・ゲーム

モーグルのオリンピック候補だったモリー(ジェシカ・チャステイン)は、怪我でその道を諦めますが、あるきっかけで華やかなポーカー・ゲームの世界に足を踏み入れます。

"女神の見えざる手"以上に知的でお洒落な雰囲気、華やかなドレス、美しくも魔性な部分も覗かせる、それでいて他人を気遣うジェシカ・チャステインの魅力に惹かれて行きますが、それ以上にモリーのタフで強い女性を見事に演じ切ります。

現在と過去の時間軸を行き来しますが、丁寧に作られているため心地よく鑑賞でき、小気味いいテンポでのやり取りは見応え十分で140分を感じさせない脚本の素晴らしさが際立っていました。

最後はこの映画唯一の微笑ましく暖かいシーンで、ホッとしたのは私だけでしょうか?
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