「梨泰院クラス」のパク・ソジュンと「記憶の夜」のカン・ハヌルの共演による警察大学の生徒二人の活躍を描くバディムービー。
タイトルそのままに、江南のクラブに遊びに出た帰りに少女拉致事件を目撃した二人が真夜中にソウルの街を走る、走る・・。の体で、ストーリーを纏めてくれたほうが、大学の授業シーンで出てくる「女性の誘拐被害者の生存率は7時間を過ぎると極端に低くなる」という教訓が生きて、もっとサスペンスフルで面白くなったとは思うものの、一旦、警察大学に戻り身体を鍛え上げて少女誘拐組織に再度挑みをかける流れも、パク・ソジュンとカン・ハヌルのファンなら、鍛え上げられた肉体美を披露するシーンがあるので、それはそれで有りなのかな。
二人のアクションシーンも迫力があって見応え有り。身体をしっかり鍛えて武術の鍛錬もするという描写がないと、確かに、終盤、たった二人で大勢の敵を向こうに回しての大立ち回の説得性がもっと欠けてしまっていただろうな。
拉致された少女が落としたトッポッキから敵のアジトを探り当てる過程は、結構、筋道がキチンと立っていて強引な展開がない。ストーリーの基調はコメディだが、犯罪の真相は結構エグイ・・
エンディングロールが一通り流れたところに大きな見せ場があるので、これからご覧二なる方はお見逃し無く！
どうでもいい事だが、おそらく顔立ちはパク・ソジュンより端正なカン・ハヌルは、このジャケ写では凄く損をしてる。
