ドント

宇宙戦隊キュウレンジャー Episode of スティンガーのドントのレビュー・感想・評価

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宇宙戦隊キュウレンジャーにて、一時本隊とは別行動をとっていたスティンガーとチャンプとの旅路を描くソロVシネマ。
ヒロインが坂本“ザ・ふともも”浩一監督としてもセクシーだと思っていたらこの子がまぁよく動く。彼女は新生ロマンポルノ『風に濡れた女』で素晴らしい存在感を示していた間宮夕貴。スティンガーもグリグリよく動く。二人ともかっこいい。物語は過去話や「異形」の哀しみや交情と大人向け感が強めで、人もガンガン死ぬ。この内容に物憂いスティンガーの顔つきと声がよく映えるのだ。とてもよい。
中の人は歌手でもあるためたまに歌うのはいいとしても、中盤で丸っきりPV映像になったりするのには笑ってしまう。どうなんだこれは。いや歌は上手いんだけどね。
キュウレンの皆も出るけどおおむね殺伐として哀しく、日曜朝では難しそうな描写とストーリーで、Vシネであることを最大限利用している。そしてその哀しさを経てから和やかなメイキングを観るとホッコリ。
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