良かったとこ あっけらかんとしたデート映画風味
高校生の修学旅行で好きな子に告白できるかとか、リアル高校生よりむしろ中高年の胸がときめいちゃうようなあっけらかんムード。スパイダーマン史上最も悩みが少ない人生最良の瞬間が見られるので、夏のデート映画に最適。
ダメだったとこ1 スパイダーマンの良さを生かせないアクション演出
マンハッタンが舞台ではないので、高低差やジェットコースターのようなスピード感は無し。前作はガジェットも売りのはずで、それを期待させるシーンもあったのに、いつもの糸とウェブで片付けてしまうのももったいない。空が飛べる別の何かの映画でやった方が良かったようなアクション。
ダメだったとこ2 ジェイク・ギレンホールの無駄遣い
良い俳優だと思うけれど、頭がちょっとおかしい偽善スマイル以外に魅力が活かせていなかった。前作のマイケル・キートンと比べても今回のミステリオはキャラ設定が弱く、それをカバーできるほどの演技ではなかった。
