たけちゃん

劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-のたけちゃんのレビュー・感想・評価

4.0
出会い、自立、継承、そして……


西浦正記 監督 2018年製作
主演 山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香


さあ、週末ですね。
連休にも入り、嬉しいなぁ。
でも、また、台風も近づいているし……
わが家は大丈夫ですが胆振の方は余震も続いてます。
こんな時だからこそ
楽しい映画ライフを送りたいですね!
Love Friday\(^o^)/
金曜日は劇場へ( •̀ω•́ )و✧
今週も行ってきました!

まず、1本目はこちら
「劇場版 コード・ブルー」
今頃かい?って声が聞こえそう(笑)
ほんと、ずっと観たかったのに、優先順位の関係で後回しになってましたが、今回は時間の都合でこちらをやっとこチョイス!
最寄りの劇場の1番大きいスクリーンで、なんと、おひとり様。どこかの富豪気分でした( ¯−¯ )フッ



あ~、面白かった(^-^)
ドラマの「コード・ブルー」大好きで、僕は10年前からずっと観てきましたからね( ˘ ˘ )ウンウン

なので、メンバーの成長が見られたり、新たなメンバーとのコミユニケーションが描かれたりする今作は、なんか親目線で観てた感じで、君たちの姿、しっかりと見届けましたよ!って感想です(笑)

スコアはシリーズ好きだからこその点数ですね。
もう、知らないこと、分からないことがないんです。
人間関係や背景を熟知しています。
だって、10年も付き合ってますもん( ˘ ˘ )ウンウン


元々、医療ドラマ、大好きなんです。
「救命病棟24時」
「医龍」
「Dr.コトー」
「ドクターX」
「コウノトリ」
シリアスからコメディまで、幅広く見ます。

そんな中で「コード・ブルー」はドクター・ヘリにスポットを当てたのがよかったですよね。当時はまだ知名度や浸透率も低く、そこに脚光を当てた功績は大きい。
僕の地元北海道なんかは、面積が広いので絶対に必要なシステムなんです。


日本に初めてドクターヘリが設置されたのは2001年のことで、まだ歴史が浅いです。
北海道には、現在、4機のドクターヘリがあるのですが、僕の住む旭川にも1機あり、これが日本最北のドクターヘリです。設置されたのは2009年なので、ドラマ放送後。とてもタイムリーだったことを覚えています。山間部や離島も多く、さらに病院環境も悪化している北海道において、ドクターヘリの重要性はより増していますが、2018年現在、日本全体でも53機しかなく、まだまだ不足している状況です。


当然そうなれば、フライトドクターの労働環境の問題やスキルの問題、安全性の問題など、様々なことが懸念されますよね。
今作はそんな若きフェローが1人前のフライトドクターに育っていく成長譚にもなっているので、長期で描かれるドラマならではの面白みに溢れていました。まぁ、恋愛模様はちょっと蛇足感があるんですけど、そこは月9枠ですので、ご容赦を( ¯−¯ )フッ


劇場版はお金がかかっていて、よかったです。
シーズン3は予算の関係か、ドクターヘリなのに、ヘリシーンが少なくてちょっと物取りなかった。その分、人間模様の割合が増えましたよね。

映画はそのあたりのストレスが解消されて、ヘリでの救助シーンが観たい向きにもちゃんと応えていましたね。

そして、シリーズ最終作だからこその、そして、シリーズを見続けてきた人たちへのご褒美のようなラスト。感動しましたね( ˘ ˘ )ウンウン
どこまでも映画単体ではなく、シリーズ締めくくりの映画として作られていたのが良かった。その潔さが好きでしたよ。都合良いのは織り込み済みよ( ¯−¯ )フッ
逆に一見さんはちょっと辛い。話に入れないよな~。結婚式とかなんなん?って思ったしょ?(笑)
フィルマのレビュアーには向かない作品であるのは、間違いない( ᵕ_ᵕ̩̩ )。でも、これが2018年ナンバーワン作品なんですよ( •̀ω•́ )و✧コレガゲンジツ

シリーズ通して、主題歌がミスチルの「HANABI」というのも良いよね~。
劇場版だからと言って、新曲にしなくて正解!
思い入れのある人はたまらない1本でしたね。
僕は終盤ずっと目がウルウルでした( இ﹏இ )