とらわれて 閉じ込められたダダーブの難民の作品情報・感想・評価

とらわれて 閉じ込められたダダーブの難民2017年製作の映画)

Warehoused

製作国:

上映時間:70分

3.5

あらすじ

「とらわれて 閉じ込められたダダーブの難民」に投稿された感想・評価

こた

こたの感想・評価

3.9
国連UNCHR 難民映画祭2017にて鑑賞。①作目


25年も難民キャンプに囚われる人生は、言葉では表せないだろう。
また難民キャンプは難民が外に出ることを許さない為、世間と隔離されていた。

それは町に出て就業する事で本来国民のものだった仕事を奪う事を政府が危惧しているからだった。

よって難民キャンプでは、キャンプのエリア内で配給を待つだけの生活なので、ただ生きるだけ、という印象を受けた。
第三国での移住が叶うまでには複雑な過程の選考を受けて、結果を待ち続けなければならない。その為、当たり前のように10数年もキャンプの中に囚われ、キャンプしか知らずに人生を送っていく。。


住む場所があって、働く事が出来る事がどれだけ自由なのか、どれだけ幸せなのか突きつけられた気がする。
お金、時間の使い方、もっと考えないといけないな、と。

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人道支援に関してアメリカは良くやっている印象を受けたが、アメリカ制作だったのね。それを加味しても、難民の方にとってアメリカは希望であることは事実だろう。
こうした世界情勢の中、日本はどうなっていくのだろう。
AS

ASの感想・評価

3.8
第三国での、嬉しいはずの再会。出身国こそ違うが『リベリアの白い血』の前日譚を観ている様で複雑
Yoshitsune

Yoshitsuneの感想・評価

3.2
国連UNHCR難民映画祭 「観なかったことにできない映画祭」

その1 「とらわれて/Warehoused」

「働かずに生きてもらう。全く常識に反しているが、これが難民政治の裏側なのです。」

 ソマリア難民を中心に登録45万人、実際には60万人が住んでいると言われる世界最大の難民キャンプ、ダダーブ。1991年、ケニアとソマリアの国境沿いの荒地で収容許容人数13万人から始まったダダーブは今や世界最大となり、20年以上も難民生活を続けるいわゆる長期化状況にある難民が大多数を占め、さらにはその子、孫の世代まで誕生している。にも関わらず、彼らは新しい生活を始めることができない。彼らは難民キャンプから許可なく外出することは許されておらず、働きたくても労働は禁止され、ただ配給によって生かされているのみ。出口となるはずのResettlement/第三国定住のシステムも年間1,500人の認可者は1.5万人の申請待ちを処理するだけでも10年もかかる計算で、さらにこのキャンプでは年間数万人の子供が生まれている。絶望してソマリアへの自主帰還を選んだ人々に待ち受けるのは略奪、切断、そして、死。。。

 八方塞がりな難民キャンプの現状を難民のある一人の若いリーダーの半生を中心に捉える。囚われているように生かされている中で、夢を見出し力をつけ、いつか訪れるかもしれない希望に縋って生きていく。。。

 欧州難民危機が国際問題になって久しいが、アフリカの難民を取り巻く状況こそ緊急的であり深刻である。ケニアでは治安の悪化を難民の責に帰する世論が強く、2015年春に政府はダダーブの閉鎖を決定した。60万人の将来はまるで不透明な現状である。仮に追い出されたとして、配給で生かされ続けてきた大多数の難民たちに一体どうやって生を見出していけと言うのだろうか。「働けないのに生かされる。」現実社会とは全くあべこべの難民キャンプでの生活は徐々に難民を無能力者に育てあげる。

 こうした事態に危機感を持つ難民たちは自分たちなりにできることを見つけてスキルを磨こうとする。リポーター、ラジオパーソナリティ、映画脚本家……。そしてそれに限られたマンデートの中で応えようとするUNHCRやクラスターのスタッフたち。無関心で鈍重な国際社会や政府に見切りをつけ、難民の経済価値、可能性を信じ、また難民自身も自らの可能性にかけ足掻こうとする長期化難民の一部始終が細かく描かれていた。


……もっと避妊推進した方がいいような気も。(子孫増えすぎ。性病もある)
国連UNHCR 難民映画祭2017にて。

世界最大の難民キャンプ、ケニアのダダーブ・キャンプには長期化する祖国の内戦によって帰郷できず、人生の大半を難民キャンプで過ごすソマリア難民が多く暮らす。
人々は第三国定住を夢見つつも、難民キャンプで生業に励み、若者たちは教育を受け、未来への希望を繋いで暮らしている。
ダダーブ・キャンプの歴史について説明しつつ、難民や支援者、研究者、あるいはアメリカに定住した人々の語りを通じ、ダダーブを取り巻く世界を立体的に見せる。
〜あらすじより〜

日本にいるとアフリカで起きていることってなかなか知る機会がなく、ソマリアは内戦によって無政府状態になったり、政情不安、貧困から海賊の問題が深刻化するといった話は少し知ってるというくらいでした。

そんなソマリアから隣国ケニアに逃れて難民となった人たちは余りにも多く、支援が行き届かないために劣悪な環境で生きることを強いられ、難民ゆえに働くこともキャンプから出ることもできず、そんな場所で25年間も暮らしてきた人もいて、いろいろ文句はあるものの、大きな不自由なく幸せに自由に生きてきた自分には、その苦しみや過酷さは想像し難いです。

難民キャンプから出て、別の国で新しい生活をするまでに超えないといけないハードルがいろいろあって難しく、でもこんな人道上の深刻な問題が世界からほとんど無視されてしまっている事もやりきれない気持ちになります。

その国に生まれただけで人生の楽しみや自由、権利を奪われて、囚われながら人間らしい生き方をする事もできずにいる人達がたくさんいる。

そんな人達の事を気に留めることもなく、視界にも入れることなく生きてきた私たち。
そして、世の中には巨額の富を得ている人だっているわけで、もっとたくさんの人に難民の事が知られるだけで、彼らの置かれた状況が少しでも良くなるだろうし、世界中がこの問題に向き合い協力し合えば、きっと解決できるかもしれないだけに、とても歯がゆいです。

戦争って本当に罪深い。
いろんな経緯があるにせよ、やっぱり犠牲が大きいし不幸になる。
キムとトランプとアベが不毛なチキンレースを繰り広げた挙句、偶発的な事で戦争にでもなれば、日本人だって他国に逃げるなんて事がこの先あるかもしれないな…とふと思い、「難民を受け入れない国 日本」どころか自分たちが難民になる可能性とか考えてしまうほどに戦争が近くなってきた事に不安を感じます。

難民の問題をどうしていくのか、自分なりにもこれからも考えて、できる事があればやりたいと思いました。

123
Soh

Sohの感想・評価

2.5
ソマリア難民のドキュメンタリー映画。難民キャンプが満員であること、第三者定住の難しさなどが分かった。近年はシリア難民が取りざたされるが、それ以前からソマリア難民は深刻な問題であったことを気付かされた。
AiKuroiwa

AiKuroiwaの感想・評価

3.0
難民映画祭2017
Reina

Reinaの感想・評価

4.5
決して明るい内容の話じゃないのに暗い印象受けないのは難民の人たちの強さかなあ
ま

まの感想・評価

3.8
UNHCR映画祭
25年も難民キャンプで暮らすってどんな気持ちなのか、、自分と環境が違いすぎて想像力って本当に必要だなと思いました。。
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