彦次郎

ターミネーター・斬KILLの彦次郎のレビュー・感想・評価

ターミネーター・斬KILL(2008年製作の映画)
3.3
2050年のネオヤマトから2009年のメガネ青年を抹殺する為に送られたサイボーグを倒すべく邪馬台国から送られた女忍者の活躍を描いたSFエロアクション。
恐らくジェームス・キャメロン監督は1ミリも関わっていないと思われますが単に未来から来るのではなく過去からも現代にやって来るという設定はオリジナルよりも斬新です。斬新過ぎて3世紀の邪馬台国の人が現代語を喋れるというのはさておき女忍者がメガネの彼女と瓜二つという強引さ!
制作当時の日本はリーマンショックで大変だった頃でしょうが、そこから想像した未来の日本が独裁政権ネオヤマト。2人ぐらいしかいない反乱軍を始末するのにわざわざリーダーの父親を殺しにサイボーグを送り込む手間をかける段取り力から何もしなくても他国に侵略されるか自壊していたのではと推察されます。
エロシーンが濃厚なため『ターミネーター』と勘違いしてご家族と鑑賞される方は注意されたい(あちらも濡れ場はあるけど)。
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