このレビューはネタバレを含みます
もうひたすらずっと戦ってるって感じだけど、これはこれで良い。
前作からそうだけど、ジョンが意外とグダグダで、確固たる信念で掟破りしたのかなと思いきや、暗殺命令を撤回してもらおうと奔走したり、恩人のウィンストン殺しを引き受けたかと思ったら裏切ったり、ジョンが無表情なだけにちゃんと魂胆があってやってるのか、その場その場で適当にやってるのかよく分からない。
ガンファイトはキレキレなのに白兵戦はもたもたしてるところも一作目から変わらない。
こういう部分がジョンの愛嬌のようにも、歪んだ部分のようにも見えて不思議な味わい。
特に好きなシーン
・犬だけは大事にするジョン
・きゃりーぱみゅぱみゅを流す寿司屋というクレイジーさ
・寿司屋の親父も目がバキバキでクレイジー
・ハルベリーと犬
・アメリカ人はやっぱり犬派
・強力な銃弾を持って出たはずなのに全然通用しなくて、取りに戻った時のコンシェルジュがひそかにムカついてる顔と、ジャケットを脱いだ時の「やったるで」感
・必死で戦ってるジョンとコンシェルジュをしり目に悠然と武器庫で待ってるウィンストン
主席連合の裁定人の女をいつ、誰が殺すのかと楽しみにしていたけれど、それは次作に持ち越しなのかな。
ロシアのバレリーナ監督、キング、ウィンストン、ジョンの連合で主席連合と大ゲンカするのか期待したい。