great兄やん

ジョン・ウィック:パラベラムのgreat兄やんのレビュー・感想・評価

4.6
【一言で言うと】
「復讐の“代償”」

[あらすじ]
コンチネンタル・ホテルで殺しをしてはいけないと言う掟を破ったジョンは、1400万ドルの賞金を懸けられたことにより世界中の殺し屋から追われる身となる。
迎え討つ数多の敵を倒しつつも満身創痍となったジョンは、かつて血の誓印を交わしたソフィアに協力を求めモロッコへ向かう...。

べらぼうに面白い。最新作に向けて前作パラベラムを数年ぶりに再鑑賞したわけだが、やはり何度観てもこの“爽快感”は失われる事が無いだろうという希望すら感じた。やってる事だったりジョン・ウィックの立場だったり、かなり危機的かつ絶望的な状況に陥っているにも関わらず一抹の不安すら感じさせないあの絶大な安心感は、まさしくジョン・ウィックならではだな😅…って思いましたね笑。

とにかくアクションがほんとうにすごい(小並感)。1と2を遥かに凌駕する激ヤバアクションまみれで、スタイリッシュなアクションはもちろん誰も予想し得ないであろうエキセントリックなアクションを繰り出すというまさに“サプライズ”の連続で、正直ストーリーは”ジョン・ウィックの追放処分“について描くだけなのでかなり薄いようにも思えるが、それを考える暇さえ与えてくれない程アクションシーンの物量攻撃にただただ圧倒されてしまう。

銃はもちろん馬やバイク、刀など様々なギミックを駆使してアクションを繰り出す楽しさが目白押しだが、特に犬を使ったアクションはマジでシビれた。今までに観たアクションシーンの中で最高に興奮した瞬間かもしれない。

それにジョン・ウィックシリーズ屈指とも言える世界観の素晴らしさも今作では充分に発揮しており、その上シリーズを追うごとにその”広がり“が増してゆくオリジナリティの豊かさには本当にワクワクしますし、あの世界観だからこそ何度でも観たいと思わせてくれるんですよね😌...

とにかく裏社会の規則を破り絶体絶命のジョン・ウィックは果たして襲い来る脅威に立ち向かえるのか!?とめどないアクションの奔流に圧倒されつつも終始アドレナリンが放出される快感を味わう濃密な一本でした!!!

101分→122分→130分と上映時間が段々増えていくのもメチャクチャ面白いですし、最新作に至っては169分ですからね(^◇^;)...もはやストーリーよりもアクション重視の脳筋映画となってしまった部分もありますが、やっぱりこういう映画ほど世の映画好きをワクワクさせるものは無いっすよ!!😆😆

とりあえず今日観に行く最新作コンセクエンスに期待しかないです!!
裏社会を敵に回したジョン・ウィックの行く末はどうなるのか…いやぁ楽しみだぜ!!!