もう『ターミネーター』の続編にシュワルツェネッガーは必要ないんじゃないか。
今の老けたシュワルツェネッガーが襲ってきても怖くない。
そもそも暗殺アンドロイドが何故老人タイプなのか。
近未来からアンドロイドが自分を殺しに来るという状況さえあれば『ターミネーター』なのだ。
その証拠に、最初の女性ですでに『ターミネーター』映画として成立している。
ただ、どうにも物足りなく、リンダハミルトンが出てきても変わらない。
そこにシュワルツェネッガーが出てくると、やはり締まる。
こうじゃなきゃ、という感じになるのだ。
うーん、やはり自分は、アンドロイドと戦う映画じゃなく、シュワルツェネッガーの『ターミネーター』が観たかったようである。
終盤に、暗い画面の中でのアクションシーンが続くのだが、何をやってるのか分かりにくく、成立していない。
うまく見せれば緊張感のあるいいシーンになったのに。
夜だから仕方ないと言われればそうなのだが、キャメロンはその辺うまく見せてたぞ。