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マスカレード・ホテルのkazu1961のレビュー・感想・評価

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)
3.6
▪️Title :「マスカレード・ホテル」
Original Title :※※※
▪️Release Date:2019/01/18
▪️Production Country:日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2019-225
▪️My Review
やはりキムタクはキムタクで、長澤まさみは長澤まさみでしたね。。でも
本作『マスカレード・ホテル』は脚本と豪華役者陣の好演もあって見事に一級のミステリー映画へと仕上がっています。
原作は言わずもがなの東野圭吾なので、安心のミステリー、ストーリー展開となっています。ストーリー自体は明快で、都内で起きた3つの殺人事件現場に残されていた暗号を頼りに、警察は次に犯行が行われる場所を予測。それが優秀なフロントクラーク・山岸(長澤)のいる「ホテル・コルテシア東京」であり、事件を未然に防ぐため捜査一課の刑事・新田(木村)らがホテルマンに扮して潜入捜査を行う、という内容です。コルテシア東京には様々なお客さまが訪れるとあって、捜査官を含め些細な登場シーンであっても名のある役者を配する事に成功しています。
新田・山岸それぞれを演じる木村と長澤の絶妙な掛け合いは絶妙で、性格や役職が全く違うため、チグハグだけど目的に向かって一つになっていく、バディものの魅力は十分に備わっています。
あと、ミステリーとしての妙味は、あえて隅々までキャストを行きわたらせて「誰が犯人であってもおかしくはない」印象を与えることに成功しています。
気づけばぐいぐいと作品のなかに引き込まれています。多くのエピソードのなかにもしっかりと伏線も張られているので、各キャラの言動や一挙手一投足に注目していくとたのしめますね。
ネタバレにならぬよう。。真犯人を演じた役者の圧倒的存在感は後になって、そうだ!!とやたら納得してしまいました。
安心のミステリーに仕上がっています!!

話題になってる、さんまさん。
次のポイントで探してください(笑)
・役名は「大竹」
・出演シーンは仮面舞踏会の少し前のフロントでチェックインの場面
・フロントの従業員に「大竹様」と名前を呼ばれる
・出演時間は最後の方
・衣装はグレーのハットにスーツ姿
・エキストラ扱いでセリフはなし


▪️Overview
東野圭吾のベストセラー小説「マスカレード」シリーズの第1作「マスカレード・ホテル」を映画化し、木村拓哉が初の刑事役に挑んだミステリードラマ。ヒロインとなるホテルマンの尚美役に長澤まさみ。「HERO」シリーズの鈴木雅之がメガホンをとり、「ライアーゲーム」シリーズの岡田道尚が脚本を担当。
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