鍋レモン

マスカレード・ホテルの鍋レモンのレビュー・感想・評価

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)
3.3
⚪概要とあらすじ
東野圭吾の小説「マスカレード」シリーズ第1弾「マスカレード・ホテル」を実写化したミステリー。

現場に不可解な数字の羅列が残される殺人事件が3件発生する。警視庁捜査一課の刑事・新田浩介(木村拓哉)は、数字が次の犯行場所を予告していることを突き止め、ホテル・コルテシア東京で4件目の殺人が起きると断定する。だが、犯人の手掛かりが一向につかめないことから、新田が同ホテルの従業員を装って潜入捜査を行う。優秀なフロントクラークの山岸尚美(長澤まさみ)の指導を受けながら、宿泊客の素性を暴こうとする新田。利用客の安全を第一に考える山岸は、新田に不満を募らせ...。

⚪感想
「客ではなくお客様です」

荘厳な音楽と美しいホテル、個性たっぷりのお客様たち。お客さんも刑事たちもホテルの従業員もみんな怪しい。

音楽と映像の撮り方が凄く好きだった。光とかボヤける部分とか素敵。

ミステリーをサスペンスをよく見るからかトリックや犯人に察しがつくところはあった。文鎮映しすぎだから!!

明石家さんまさん、明石家さんま(友情出演)ってなってるところで後ろにいたのね。全然気が付かなかったし普通のエキストラさん。

木村拓哉さんは大体こういう役が多くて木村拓哉さんだーって思うけど結構かっこよかった。
長澤まさみさんは綺麗。姿勢がいい。

様々なお客さんがいたけど生瀬勝久さんが演じる役の人は嫌な奴すぎて新田が殺して第1の殺人になるのではないかとハラハラドキドキした。笑
他にも色んなクレーマー。絶対いるよねこういう人達。これを観て真似しないことを祈る。

濱田岳さんや菜々緒さん、前田敦子さん、橋本マナミさんなどなどちょっとだけだけど有名な俳優さんたちが沢山いた。

前田敦子さんと勝地涼さんはこれで共演して結婚した感じ!?

ラストは個人的に要らなかった。ホテルに来たシーンだけでいいような。



⚪以下ネタバレ



異常なまでに映す文鎮。流石にしつこい。
突然の過去回想と恨みを持ってるかもと言ってアップになる山岸。狙われているのは確かだし、松たか子をわざわざ変装させての登場は怪しすぎた。チラシの方は変装してなかった気がするし。
小説だったらもっと全体的にみんなが怪しくなると思うけどやっぱり視覚を使えるとちょっと薄い。

なぜ部屋を5部屋も用意していたのか、ほぼ犯人確定なのにいちいちノックして少し待ってから開ける必要性。

ワインのくだりも新田が気づく可能性はかなり低かったし、もし気づかなかった場合は花嫁が死んでそれが第4の殺人になって、山岸も片桐に殺されたら連続殺人事件から外れてしまうしなんかよく分からない。

⚪メモ
⚫「マスカレード」
仮面舞踏会のこと。

⚪鑑賞
金曜ロードショーで鑑賞。
鍋レモン

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