たけちゃん

オンリー・ザ・ブレイブのたけちゃんのレビュー・感想・評価

4.0
仲間と出会えたことを誇りに思う


ジョセフ・コシンスキー監督 2018年製作
主演ジョシュ・ブローリン

札幌遠征、第1弾は「オンリー・ザ・ブレイブ」


はぁぁぁぁぁ(T_T)
辛かったぁぁぁぁ

これも実話かぁ……たまらんなぁ。
また全く知らない話でしたが、フラグが立つので、予想はつきましたよ( ˘ ˘ )ウンウン
それでも、たまらん。


2013年にアメリカ、アリゾナ州で起こった巨大山火事の消火に当たる消防隊の話です。
山岳火災の消火映画と言えば、スピルバーグ監督作の「オールウェイズ」。
建物火災の消火映画と言えば、ロン・ハワード監督作の「バックドラフト」。
ビル火災のパニック映画と言えば、ジョン・ギラーミン監督作の「タワーリング・インフェルノ」。
火災の映画には名作が多い。


「火🔥」が燃える姿って、とっても美しくて、それに魅入られるのも分からないことはない。キャンプに行ったりすると、ずっと火を眺めて過ごしますよね。
でも、「火」はそんなロマンチックで甘っちょろい存在ではないことを、まざまざと見せつけられます。これは実話だけに容赦ない!



さて、今作の主人公、ホットショットと呼ばれる山岳火災の精鋭部隊の指揮官はジョシュ・ブローリン演じるエリック・マーシュ。いやいや、ジョシュ・ブローリン出演作を観るのは、今年、これで3本目。売れっ子だなぁ。もちろん今作はアメコミではなく、実話なので、メイクもない、指パッチンもしない、実に人間らしい役でした( ˘ ˘ )ウンウン

その奥さんにジェニファー・コネリー。
久しぶりに観たかも。ジェニファーは「スパイダーマン ホームカミング」でAIカレンの声でしか観てないもんね。ポール・ベタニーと共に、夫婦でAIの声(笑)やってたけど、旦那のように姿は見せず。今作で久々の実写( •̀ω•́ )و✧

新人の消防隊員にマイルズ・テラー。
そして、彼と後に親友になる古参隊員にテイラー・キッチュ。
マーシュの相棒で副官のジェシー役は、ジェームズ・バッジ・デール。彼「24」でジャック・バウアーの相棒となるチェイス役だったんですね~。今作はとても頼れる良い副官でした!

他にもジェフ・ブリッジスがいかにも南部の男という役柄で出るなど、周りをキチッと固めていましたね( ˘ ˘ )ウンウン



さて、今作も大好きな曲が使われていましたね~。ってことで、音ネタ💩ウンチクンです\(^o^)/

まずはAC/DCの「イッツ・ア・ロング・ウェイ・トゥ・ザ・トップ」です。夢に向かって諦めない感じがこの曲にはあるよねぇ。この曲、先日レビューした「スクール・オブ・ロック」で使われていましたね!やっぱりカッコイイAC/DC。

そして、消防隊員が火事に向かう車中で歌うメタリカの「ジャンプ・イン・ザ・ファイヤ」。メタリカのデビュー作「キル・エム・オール」に収録されたナンバーです。歌詞がねぇ……。やっぱりメタリカはみんな歌えるんだなぁ(^-^)
熱唱シーンに加わりたい!
じゃんぷいんざふぁいやぁ~\(^o^)/

そして、もう1曲。
ZZトップの「TUSH」。意味は「お尻」。お尻出てましたから(笑)
曲はZZトップ4枚目のアルバム「ファンダンゴ」のラストナンバー。ブギのスタイルとスティールギターのソロがサイコーですね。

他にもパール・ジャムやカントリーナンバーなども使われていましたね!音楽でも映画をしっかりと盛り上げていましたよ!



全体的に丁寧で、少し長いかとは思いましたが、実際の消防隊員とその家族への敬意に溢れた良作でした( •̀ω•́ )و✧