※内容については一切わからないよう書いてます。
というか、たとえネタバレくらっても、そういう作品としての特異性よりももっと言いたいことをちゃんと言ってると感じた。この人数の、このスコアを信じて。
こんなに観客が沸くのを初めて見た。こんなに笑った映画は初めてかも。
劇場が明るくなると同時に拍手が上がる。「お腹痛い」の声。
なぜか映画が終わってから泣きそう。劇場を出てから震えてる。なんでかな。
噛み締めれば噛み締めるほどしみる。
何かを創り出す人、誰かに創り出させる人に全員観てほしい。あなたに伝わるその気持ちをあなたはたぶん知ってるよ。
タイトルが出る前からエンドロールまでぜんぶぜんぶが愛おしい。
ネタバレなしじゃ言い足りなさすぎるからコメントで。
席を立つときに、はいカットの声が聞こえて来るんじゃないかって、そうだったらいいなっていう考えが頭をよぎった。
その感覚って何だろう？答えは簡単だった。俺がどんなに役立たずで生きるのが下手でも、どんなに腹立つ毎日でも、それが映画だったらなって、自分っていう物語だったらすべてが救われるのにって。
みんなそう思ってるでしょ？だから映画を観に来るんでしょ？
映画を観る理由にたどり着いちゃった。はは。
だからものづくりは素晴らしい。
