久しぶりの日本映画。ドキュメンタリーを除けば。
樹木希林、黒木華。まあなんて演技の達者なおふたり。すごくベタな感想だけど、この二人なくしてこの映画はないなと言うくらいの自然な演技でした。
四季のうつろい、当たり前の暮らし。日本の情緒を存分に感じさせて、1日1日を大事に生きることの大切さを思い出させてくれる。
茶道のような一見型にはまった堅苦しい世界が、実はそれが一旦身についてしまうと人の心に自然と心地よさをもたらしてくれるというあたりが、とても日本的と言えば日本的で、純日本人の私にとってもとてもよく理解出来ることだったのがすごく面白く感じました。
こういうことを忘れずに、この先の見えない何が起きるかわからない時代を、もう少し頑張って生きようかなと思いました。
落ち着いても忘れないようにしなきゃな(^^;
