50回目のファーストキスって、どう言う意味？あれ？ファーストキスって一回だけじゃないの？って思いながら見てみました。
最初はなんだか、雰囲気軽すぎちゃって、ちょっと選択を失敗しちゃったかな？なんて感じながら始まりました。ところがだんだんと、瑠衣の状況とそれ故の切ない関係がわかり始めると、よく考えてある設定だなと感心するようになりました。
この映画は、事故により記憶が1日限りしか持てない瑠衣と、瑠衣に恋した大輔のお話です。たった1日しか記憶が出来ないって事は、今日起きた事は、明日には忘れてしまいます。
この瑠衣の状況を考えると、この先、面白い展開が期待出来るのだろうかと、少し考えながら見ていましたが、そんな心配は全く不要でした。
毎日、毎日、初めて出会うのを繰り返して、上手くいけば恋愛まで進めるけど、次の日には、全く忘れられてしまう。これを続けるのってすごいパワーですよね！そんな大輔のパワフルさにとっても感心です。
そして、大輔の工夫により少しずつ、恋愛が進んでいきます！いつしか1日の中でキスするまでの関係まで進みます。さらには、瑠衣の「ファーストキスって最高！」っセリフが毎日のように繰り返されるようになります。お！なるほど、毎日忘れちゃうから、毎日がファーストキスなんだとタイトルの意味に気付かされます。しかしながら、こんな素晴らしい日々にも、終わりが来て。。。
切なさと笑いが同居している映画です。特に、佐藤二朗節が炸裂してますので、彼のファンであればすごくおすすめですね。
これ、アメリカ映画のリメイクなのだそうです。そちらも見て見ようかなって思いました。
