さんぴん

ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷のさんぴんのレビュー・感想・評価

3.0

TOHO二条 2D字幕

ソウシリーズ監督最新作!
って劇場予告で見た時はついに
ジェームズ・ワンが来たか!と
テンション上がったけど
スピエリッグ兄弟の方でしたね。
ポスターアートにも
ソウシリーズの!って書いてるけど
一体何人がその謳い文句で
テンション上がるのだろうか。

最近よくある実話ベースホラー映画
実在するお屋敷を舞台に
怪奇現象やら幽霊やらが出てきて
怖くなる映画。

まずウィンチェスター社の社長って
言われても認知度少ない(笑)
T2でシュワちゃんがくるくるしてた銃

お話はもうホラーじゃないよね
死霊館2見た時も感じたけど
もうこういうジャンルを新しく
ホラー風味アクションと言えば
いいんじゃないだろうか。
鏡の演出やら、扉の演出 、びっくり演出は
確かにホラー映画のそれだけども
ラスト、幽霊たちの一揆に対して
こちらは武力で対抗するって。。。
しかもあの弾を思い出す場面に
わざわざ過去の会話のシーンを
挟んでくるのは説明過多な気がした。
なんとなくみんなわかってるよ(笑)

驚かし演出も後半は音に頼りすぎじゃ
ないかな。そりゃ映画館の音響で
ドンッ!!ってされたら人は驚くって。

でもアクション映画として観たら
なかなかに面白かった!!

ネタバレになるけどあのキーパーソン
確かに最初から映ってるけど
あいつが他の出演者と話してる場面は
無かったし、お酒取るのを断った
意味もわかる、部屋を見張るのに
何故か2人いたのに会話無いのも納得。
ヘンリーの見てるぞ!ってセリフも
あいつがあの設定ならなるほどってなる

あと何故部屋を増設し続けるのかって
説明もなるほどってなって面白い
まさか1番最初のあの部屋まで
伏線だったとは(笑)おかしいと思ったよ
なんで向こうに行こう、とか
あっちに行こうではなく部屋の名前を
言ったのか、何故主人公があの屋敷の
中でもあの部屋にだけ興味を持ってたのか
そういった伏線回収はわかりやすく
きちんとしてるから、よくある
実はこうでした!の後出しタイプ映画
じゃない、ラストの30分で一気に
回収するからそのスッキリさは大好き

欲を言うなら各キャラ(幽霊)の
背景をちらっとでいいから知りたかったな
なんであいつはあの部屋にいたのか
あの部屋で何があったのかを知りたい
あんだけ部屋があるって言っといて
そんなに出てこない。
あと建物外見のCGがチープ過ぎる。
文句はそれくらい。
怖くないホラーアクション
新ジャンルとしておすすめ。
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