レモンスカッシュのような映画です。
小松菜奈さん演じる高校生あきらの立場に立つと少しビターな大人になるまでのワンステップでしょう。
大泉洋さん演じる店長からすると、若さゆえ直線的にぶつかってくるあきらを眩しく、自分の文筆家になりたい若い頃からの夢をもあきらに投影しつつ逡巡しているのでしょう。
この2人が演じたからこそ、中年男とJKの淡い関係が、ドロドロせずに泡のようにはじけていくように思います。大泉洋さんでなければ、清い関係がリアリティを持って見えないように感じました。
小松菜奈さんの無愛想さを出す演技もはまっていたように思います。
いっそんこと磯村勇斗さんがいい味出していました。
吉田羊さんは母親役には、綺麗すぎました。
ハッピーエンドな感じも良かったです。