このレビューはネタバレを含みます
人間のイヤなところを巧みに描写するリドリー・スコット節が光る良質エンタメ。キャンセルされたケヴィン・スペイシーの代役として出演したクリストファー・プラマーが燻銀な演技で、撮り直しでここまで仕上げられたのはさすがとしかいいようがない。逆にマーク・ウォールバーグはいつもの皺くちゃ渋い顔だったけど、それが味になっちゃってる感じが面白い。
70年代っぽさも再現度高くて、贅沢な作りの映画ってやっぱりいいな、と。
何故かスコア低いけど、ちょうどいい長さで気楽に観られるのでオススメ。