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ザ・フラッシュのuneoのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

「ヒーロー映画最高傑作、誕生」とか「世界を、この映画が変える」という大袈裟な謳い文句は置いておいて、DCEUのなかでは一番よかったんじゃないかな。
オチの付け方がきれいだったし、エンディングもポストクレジットも欲張り過ぎずほどよい塩梅。これは全編通して意識してるのかな、という気がするくらいで、ここまでの大作で脚本クレジットがひとりというのは珍しいし、破綻がなかったのはそこに起因するのかも。ベタに笑いを取りにくるところはあったけど…
まさか幻のスーパーマン(ニコラス・ケイジ)まで出てくると思わなかったから笑ったし、今となっては…な人選(ジョージ・クルーニー)をイジってくるあたり、DC好き映画好きが楽しめる内容になってたの、かなり嬉しい。
マルチバース、タイムパラドックスを扱いながらも、そこに依るんじゃなく、巧く活かしてたという印象。それだけにDCEUが終わってしまうのは名残惜しい。エズラ・ミラー演じるバリー・アレン、めっちゃよかっただけに、もう観られないの寂しい。
あとはアクアマン2のみだけど、どうなるのか期待と不安半々くらい…
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