松原慶太

サイコキネシス 念力の松原慶太のレビュー・感想・評価

サイコキネシス 念力(2017年製作の映画)
3.2
とつぜん超能力に目覚めたダメ親父が、ヤクザの地上げにあっている娘の唐揚げ屋のために戦う、ハートフルコメディ。

ハリウッドとは違うアジア映画のリアリティの中で、超能力を描こうとすると、こういうストーリーになるんだろうなという見本のような話。面白くなりそうな展開で、じっさい途中まではかなり面白く見れた。

ちょっとCGが安っぽいのと、脚本に雑な部分があるのが残念。ボスキャラとの決着も付いていないし。傑作になりそうで、いま一歩という点で「僕の彼女はサイボーグ」を思い出した。
松原慶太

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