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スパイダーマン:スパイダーバースのkazu1961のレビュー・感想・評価

4.3
「スパイダーマン スパイダーバース」
原題「Spider-Man: Into the Spider-Verse」
2019/03/08公開 アメリカ作品作2019-057

祝!!第91回アカデミー賞長編アニメ映画賞、第76回ゴールデングローブ賞アニメ映画賞受賞

凄い映像と素晴らしいストーリー展開・テンポ。掛け値無しのスパイダーマンの最高作品ですね!!面白い!!
マーベル・コミックの漫画を原作とする『スパイダーマン』の映画としては初となるアニメ作品です。
本作は手書き風のCGアニメーションで制作され、「線画、絵画、ドット、その他あらゆるコミックのテクニック」と組み合わさった「生きた絵」として表現されたといいます。コミックのようなルックを実現するため、映像はCGでレンダリングされたのち手書きで仕上げを施すという非常に手間のかかる手法がとられました。これにより「全く革命的」なこれぞ生きたアメコミ!!というアニメーションが完成しています(IMAXで観るとよりその良さがわかります!!)
そうして創られた実写では不可能なアニメならではのアクションや景観が素晴らしい構図と色使いで、ポップアートに見間違うかの映像の美しさに目を見張ります。グラフィカルでポップなテイスト・リズムに呑み込まれますね。
また、ストーリー展開もコミカルでシリアス、痛快で優雅、チームパワーが楽しく鑑賞できます。
史上最高のスパイダーマンが出来上がったのではないでしょうか!!
ほんと、ユニークな企画に拍手喝采ですね!!

時空が歪められたことにより、異なる次元で活躍するスパイダーマンたちが集められた世界を舞台に、主人公の少年マイルスがスパイダーマンとして成長していく姿を描いた長編アニメーション映画。ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマンの3人が監督を務め、「LEGO(R) ムービー」のフィル・ロード&クリストファー・ミラーが製作を担当。第91回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞。
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