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スパイダーマン:スパイダーバースのJのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「なんだこれ⁉︎アニメなのか?」って思うほど想像してた次元が違った。アメコミがそのまま映像になったかのよう。オシャレかつ美しすぎた。アカデミー取って当たり前のような作品。そして映像に加えて音楽も最高やった。完璧な組み合わせってこれのことやとつくづく思う。

ずっとワクワク系かと思ったら結構悲しくて切ないシーンがあって、感動系でもあると個人的に思う。この映画のキャッチフレーズである「大いなる力には大いなる責任が伴う」という言葉がまさしくそのまま映像になったかのようで、みんなの憧れスパイダーマンが想像以上に重たいものやと改めて感じた。しかもスパイダーマンだけでなく、現実世界のみんなを引っ張るヒーロー全てに言えることなんやな。それを承知でこれからもヒーロー達を応援しないと。

この映画が好きな理由のうちの一つは、情報量の多さ。イースターエッグが結構あるから、スパイダーマンのファンは一つ一つのセリフが楽しかったと思う。俺もかなり満足できたし。エンドクレジットのスパイダーマン2099(オハラ)も出てきた時、おぉ!って心の中で盛り上がった。あのシーンも後々調べたら結構意味深くて、よく出来てるなぁと思った。

やっぱりmarvel作品にスタン・リー出てくると安心する。今回も、当たり前のごとくよし!って一人でガッツポーズしたし(笑)。

字幕版で観たけど、ニコラス・ケイジが案外違和感なかった(笑)。少し違和感を期待して楽しみにしてたのに(笑)。クリス・パインも良かったね。

これは映画史に残る傑作やな。アニメーションの歴史にも、ヒーロー物の歴史にも。だから観てすぐ思った。購入しないと。



ありがとう、スタン・リー。
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