great兄やん

15時17分、パリ行きのgreat兄やんのレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
4.0
一言で言うと「運命という名のレール」
[あらすじ]
2015年8月21日、554人の客が乗るアムステルダム発パリ行きの高速鉄道タリスに、武装したイスラム過激派の男が乗り込み無差別テロを企てる。乗客たちが恐怖に凍り付く中、旅行中で偶然乗り合わせていたアメリカ空軍兵スペンサー・ストーンとオレゴン州兵アレク・スカラトス、二人の友人の大学生アンソニー・サドラーが犯人に立ち向かう...。

生きとし生ける老兵クリント・イーストウッドが撮るリアルを追求した実録映画。
まず実際の事件の当事者3人や、当時列車に居合わせた乗客もキャスティングすることにもうレジェンドの風格が感じれます😅...
てか、演技に全く違和感が無かったのも凄いですけどね😥...彼らホンマに未経験?って思ったほどですから(^o^;)...
ただ、今作の肝となる列車のシーンは最後の30分だけで、残りの時間は彼らの小学校時代やヨーロッパ旅行など、その”運命の時間”に辿り着くまでのバックストーリーなんで、多少は退屈するかも(-.-;)...
それでもそのシーンになった時はさっきまで漂ってたゆるーい雰囲気とはガラッと打って変わって緊迫した雰囲気に変わるんで、まるで自分もあの場所にいたような緊張感がありました。
それにしても...ありゃぁ怖いよ😨もしかしたらあの時弾詰まりが無かったら撃たれてたってことだよね😰...運命って何が起こるか分からないもんなんですね〜🤔...
それに幼少期のスペンサーの趣味や州兵になったことで鍛えた体、上達した柔術、それにケガ人の応急処置の方法など、全てがあの場面に繋がっていたと思うと...もう鳥肌です(@_@;)
そして最後の表彰されてるシーンで思わず涙が😭..いやホント良く頑張ったよアンタら!!
もう俺なんか終始ビビって動けんわ😅wwwいやマジで。