「何が正しくて、誰がそれを判断するのか」
というテーマにおいては、前作『三度目の殺人』と共通しているし、異質な家族を描いてきた是枝監督だからこそ成し得る技術で、パルム・ドール受賞もフェイクではないと感じた。
ただここでは、監督は絶対そんな気はないと思われる、完全に俺主観のレビューをさせて頂く!!
…これ、和製『オーメン』じゃない?
りんを拾ったことで、家族のある者は謎の事故にあい、ある者は脅され失業し、ある者は大切な人を亡くし、あの結末に辿り着く。
ラストも完全に「2に続く…」て感じで、階段手すりから覗くダミアンとりんがオーバーダブしてしまった…。
とにかく俺から言わせたらこの映画はホラー映画です!
画角や細野晴臣の不快なスコアも、'90-'00年代前半の邦ホラーのようだし。
あと4番!!!
ちくしょう、いつも役得すぎるぜ!!!