ホラーマニア斗真

来るのホラーマニア斗真のレビュー・感想・評価

来る(2018年製作の映画)
3.7
ある夫婦の周囲で起こる不可解な出来事を調査することになったフリーライター野崎が、強い霊感を持つ比嘉真琴らとともに正体不明の訪問者と対峙する話を描いた、日本発🇯🇵のオカルトホラー。

「トウマが来るぅぅぅっ~!!(=^▽^)σ」
はい、ホラーマニアの斗真です!

「リング」や「呪怨」のような本格的なジャパニーズホラー映画というよりは霊能力者たちと悪霊の対決、人間の闇などが描かれておりどちらかというとエンターテイメント性の強い娯楽作品というイメージが強い🐛

また、現代社会で生じているストレスや嫉妬・憎悪・見栄・傲慢などの罪を、ジャパニーズホラーとリンクさせながら見る者たちへ強烈なインパクトを与える演出が斬新!😎

スケアジャンプを演出したり大きな効果音を出したりするなどの過剰な表現方法が多い中、本作品ではこれらの演出はあまりない。良い意味で珍しかった👍

アレの正体が分からず、モヤモヤするため好みが分かれる作品ではあるが「テリファイド」みたいに不条理な恐怖を描いているので個人的にはアリです。また、終盤では神主や霊能力者などが集結し悪霊と戦うクライマックスシーンはインパクトがあってワクワクしながら楽しめた。さらに血の海が流れるシーンはまるで「シャイニング」を彷彿とさせるような感じでセンスが良かったですね。怖くはないけど総じて楽しめた!

ジャパニーズホラー初心者にはちょうどいい怖さなので本作品はオススメ。ジャパニーズホラー初心者はまず本作品に慣れてから「呪怨」や「リング」等にチャレンジしてみてはどうでしょうか?😏

※オムライスの国に行きたい🐣