しちれゆ

追想のしちれゆのネタバレレビュー・内容・結末

追想(2018年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

見る人の年齢で評価に大きく差がある作品だと思う。

話の核であるフローレンスの秘密を見落とすと″若く純粋な2人の切ないすれ違い″で終わりますね

海岸での言い争いでそれまで互いに言いたい事を飲み込んでいた2人の本音が炸裂しエドワードが「このクソ女!」って自爆、30分前にはᴵ ᴸᵒᵛᵉ ᵞᵒᶸ❣️ってしつこく言ってたのに

フローレンス、エドワードと別れて正解
エドワードは純粋なんかじゃないし短気で品位がなく階級コンプレックスがチラチラしている
フローレンスに連れられて彼女とカルテット?の仲間たちの演奏を聴きに来た時のエドワードの表情…「こんな気取ったことに付き合ってられるか!」というイライラと「オレとは無縁な世界だ…」という憧れと肩身の狭い思い

エドワードは最初は頑張ってフローレンスに合わせようとしてもずっとは続かないだろうな。フローレンスもやんちゃでおこりんぼのエドワードに穏やかさや包容力を求めるようになるだろう
エドワードの品のなさを演じるビリー・ハウル、顔が適役
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