1962年のロンドン、実業家の父を持つお嬢様育ちのフローレンスと小学生教師と脳腫瘍のため奇行の目立つ母の両親を持つエドワードが出会い、やがてお互いに惹かれ合い結婚する。
新婚旅行先のホテルでのぎこちないやりとり、美しいはずのチェジル・ビーチは2人の心の中を映すようなどんよりした曇り空。
当時は今のように性に対して開けっぴろげでなく、インターネットもない。今の時代だって結婚して初めて分かる相手の本性。若さゆえのそれぞれの頑なさや意固地な部分が衝突してしまう。
予告をみて少しだけどうなるか想像はしていたのですが後半、こうなるとは思わなかった。。。うーん。わたしは最後のシーン必要だったのかな?と思ってしまった。
原作のイアン・マキューアン「初夜」はブッカー賞の最終候補の一つに選ばれベストセラーとなったらしいので小説を読んだらもっとよく分かるのかな、読んでみたいなと思いました。