
成金でドケチで女嫌い(カネかかるから)の藪内武志は、経営破綻した花嫁学校を安く買収しようと藪内家で提案。花嫁学校の関係者となれば女嫌いでも嫁のなり手が見つかるはずとの家族の考えで同校の教頭に収まる。学校には今や事務員兼小使い兼受付兼宿直という住み込みの事情通えみ子という女性しか残っておらず、彼女の手を借りねば買収も何もできない。2人で経営再建に乗り出すが、えみ子は武志の度を越した吝嗇ぶりに呆れる。(c) KADOKAWA 1969
信州赤石山脈のすそ野に広がる野辺地村の豪農・雨宮家では、当主剛造・歌江夫婦の次女・真理子の結婚式を翌日に控えていた。長女・千尋も妹の結婚式に出席するため、20年ぶりに村の実家に帰ってくるが…
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