新藤兼人と高橋二三の脚本を吉村公三郎が監督した。銀座のバーの話かと思ったら、芸者置屋の芸者たちの悲哀を描いたものだった。貧乏学生に学資を出してあげるお人好し。里子に出している子供と暮らす日を夢見て、…
>>続きを読む某雑誌のイラストレーターさんが映画を紹介するコーナーで
なんと無く気になったので鑑賞
良い
久しぶりの古い日本映画
しかも かの日活
台詞の言い回しだったり男性の素っ気ない物言い(古い邦画って…
乙羽信子(琴枝
日高澄子(操/バーのマダム
北原三枝(ブンちゃん/バーのホステス
轟夕起子(いくよ/しずもとのおかあさん
藤間紫(照葉
南寿美子(ミサ子
島田文子(大野さと子
長谷部健(矢ノ口英作
…
馬鹿にされたり男に騙されたり蔑視されたりしながらも、明るく逞しく生きる銀座の女たちをコミカルに描く。
新藤兼人、吉村公三郎コンビの真骨頂とも言える風俗映画の佳作。
置屋の女将・轟夕起子、乙羽信子、…
逞しく生きる銀座の女を活写して見事な、新藤兼人、吉村公三郎コンビの真骨頂が出た風俗映画の佳作。轟夕起子の置屋を中心舞台に乙羽信子、藤間紫等芸者やまかないさんの田中筆子等とお客さんその他が、それぞれ別…
>>続きを読む良かったところは、
街が結構観察できたところ✨
あとは悲観的じゃないところ。
絶望していても、薄い楽観フィルターが入っていることで少しめそめそ感が薄れる。
でも個人的には絶望を描き切ってほしい感…
このレビューはネタバレを含みます
飯田蝶子がバスに揺られとある施設に向かうシーンから始まる。
銀座の芸者置屋の女将轟夕起子。よく分からぬ設定なのだが、彼女は、学費・生活費を面倒見る代わりに自らの将来の面倒を見てもらうという約束を大…