Norisuke

博士と狂人のNorisukeのレビュー・感想・評価

博士と狂人(2018年製作の映画)
3.4
オックスフォード大学で英語辞典の編纂を任されたマレー博士。しかし、あまりにも遅々として進まない作業に絶望していたが、全国からボランティアを募集したところ、とある医師から膨大な資料を提供される。言葉の泉のようなマイナー医師は実は過去に殺人罪で起訴され、精神病院に収監されている狂人で…な話。

メル・ギブソンにショーン・ペンという渋い配役だったので鑑賞。辞書の編纂という地味ながらも気の遠くなるような作業をテーマにしている為、やはり地味目。しかしながらパソコンもワープロも無い時代にこれだけの苦労をしていたのか…!と戦慄させられ勉強にはなった。
ただ、1800年代という時代設定で男だけの会議に妻がヅカヅカ入り込んでスピーチするのは…歴史的にどうなのだろう? 昨今の映画事情としては致し方ないのか。
Norisuke

Norisuke