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HURRY GO ROUNDのAirconのレビュー・感想・評価

HURRY GO ROUND(2018年製作の映画)
3.6
HURRY GO ROUNDの歌詞の意味を考えながらhideの死因を探っていく構成。

HURRY GO ROUNDは名曲。
転拍子自体は、最近の曲とか(奇をてらう使い方で)Bメロだけ3拍子とか結構あるけど、この曲は途中から変わって後半全部3拍子だし、4拍子だったところを3拍子に変えるっていうのはだいぶ新しい。
しかも変なことしてるのに曲として綺麗に成立してるのがすごい。
なんなら気が付かないくらいスムーズ。
他にもever freeの転調も斬新だし、間奏でフラメンコとかレゲエとかワールド系の別ジャンル入れる曲もおもしろいし、POPさの中で実はだいぶ変なことしてた人だったと思う。

生前を全然知らないから当時の映像とかおもしろかった。
芸能人が死んでここまで大騒ぎになるのもすごい。
ボディガードの人とかLAのスタジオの人とか良かった。

ただまあ、ナビゲーターの矢本悠馬は正直きつかった。
28歳なのに未熟すぎる。
中学生か高校生くらいの感じ。
会話能力が低くて気の利いたことも言わないし、相槌は相手が言った同じことを繰り返すという。。。
感想も見たことをそのまま言うだけだしボキャブラリーがないからつまらない。
頭がすごく悪い感じした。

そもそも人の死を”自殺か事故か”なんてゲスなテーマで掘り下げて映画にする時点でどうかしてるんだと思う。
マスコミがおもしろがってするような話を関係者までするようになっちゃだめだと思う。
関係者はそれぞれの思いがあるだろうし、それだけで、それを聞いても答えなんか出ないし出す必要もないと思う。
常識的に考えて。
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