キッツ先生の子供たちの作品情報・感想・評価

キッツ先生の子供たち2016年製作の映画)

De kinderen van juf Kiet/Miss Kiet’s Children

製作国:

上映時間:113分

3.7

「キッツ先生の子供たち」に投稿された感想・評価

KUBO

KUBOの感想・評価

3.0
キッツ先生は、シリアなどからオランダへやってきた移民や難民の子供たちのクラスの先生。様々な国から来た子供たちは言葉もそれぞれ違い、オランダ語を教えるキッツ先生もひと苦労だ。

移民の子供たちという特殊な環境で、「シリアではいつもドカンドカンいっていて怖くて眠れなかった」など、それらしいインタビューも少しはあるが、そこに特化するわけではなく、どこの小学校でもあるような、地道な教育の記録がメインとなる。

机の正面にカメラは据えられているはずなんだが、全く気にする様子もなく、生き生きとした子供たちの様子をカメラは捉えている。

みんなバラバラな土地からやってきた子供たちは、お互いの距離感がわからずに、上手く友だちになれない子もいるけど、少しずつ少しずつ成長しちゃんと仲良しになっていく。

そこまで導くキッツ先生は、ちゃんと叱って、ちゃんと褒める。教育の基本ではあるが、どんな時にも冷静に、贔屓せずにこれを徹すのは結構たいへんなこと。

キッツ先生のクラスは十数人。このくらいの少人数じゃないと、個々を大事にした対応は難しい。日本は今でも40人学級。これが可能だったのは「右向け右」で子供が言うことを聞いた昭和前期まで。「個性を伸ばす」なんてことを期待するなら、それこそ欧米並みの20人以下の学級定員が必要です!

ただ、子供たちの様子を延々と追う113分は長い。私は職業柄、泣いたりケンカしたりする子供たちをわりと楽しんで見てましたが、やはり難民問題や教育問題に関心のある人向けであることは確かです。
最近子供と接する機会が多いのだが、子供は感情がすぐにでて面白い

このドキュメンタリーはその子供の表情があってるからこそ成立してると思う
erigio73

erigio73の感想・評価

3.5
全く言葉の通じない子ども相手に新しい言語を根気よく教えていたが、何かすごいことをしてるのではなくて、ごく自然な様子。子どもの体験したことをゆっくりオランダ語で喋らせたり、先生が言って繰り返させたり。かなりの望遠で撮っているのか、子供たちのカメラ目線がなかった。コンディションが悪く途中寝てしまったのが残念!
EUフィルムデーズ2018

かねてからオランダの教育に興味あり。生まれ変わるならオランダの学校に是非行きたい。イスラム語を母語とする移民の子どもたちに忍耐強く寄り添うキッツ先生。入学したての子たちはそれはそれは不安そう。ずっと学校内の様子だったので第一の安全地帯である家庭での様子も知りたかった。学校のインテリアがおしゃれ。

上映開始後10分で眠ってしまった隣のおばさん、いいとこで必ず目覚めるのが不思議だった(°_°)