ましゅー

バーフバリ 王の凱旋 ≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫のましゅーのレビュー・感想・評価

3.8
ようやく未post作品3本中、2本目です。よくよく考えると前回の「伝説誕生」もこれも、劇場非鑑賞期間(2014~2018年)の作品でもありますね。
今週日曜(2/2)未明の鑑賞作@netflixjp
165分もの上映時間だったので完全版かな?
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さて、一作目では主人公のシヴドゥ(初めてこの名前書いた気がしますが😅)が

・何故か周りから伝説の戦士バーフバリにそっくりだと見られること

・その当のバーフバリが50~25年前に、これも何故か今は従兄弟の暴君バラーラデーヴァが暴政・圧政の限りを尽くし、反逆の徒に狙われる事になった超大国マヒシュマティ王国国王候補となるまでが描かれました。
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完結編のこの作品では

・バーフバリが戴冠式前に身分を隠しながら放浪の旅に出、今は囚われの身となってしまった妻デーヴァセーナを旅先で見初めるも、これまた従兄弟とその親父のコッスい・ケツの穴の小っちゃい策略で、彼女を国に連れ帰った途端 王国代行女王シヴァガミの反感を買う羽目になり、国王候補→国軍最高司令官→王国追放に。

・それでも民衆の支持はバーフバリ一辺倒のままで、国王になったにも関わらずさほど見向きもされない事に業を煮やした従兄弟は、バーフバリと出来たばかりの子供を遂に殺してしまう計略を父親と思いつきそれを実行。

・ここに来てシヴァガミも真の悪は新たに国王となった自分の息子(バーフバリの従兄弟)、その父であり夫のビッジャラデーヴァであると気づくも時すでに遅し。自らも致命傷を負いながら亡きバーフバリの生まれたばかりの息子を何とか連れ逃げ

そして一作目の冒頭に繋がる訳であります。
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ようやく自らの運命に目覚めた主人公。二代目バーフバリ、マヘンドラ・バーフバリを名乗り、やむなく父を殺してしまった腹心の部下カッタッパを赦し、滅ぼされてしまった母の出身国の残党の一人 冒険の旅でこれまた見初めたアヴァンティカらクンタラ王国一党や民衆らを束ね、暴君率いるマヒシュマティ王国に挑むのです❗
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とにかく一作目以上の圧倒的物量と緻密・細密なCGを駆使した絢爛な舞台描写、SFかと見紛うようなファンタジックな絵面、ド迫力の戦闘シーン、そして独特のまさにインドテイストの歌と踊り、スタローン・シュワルツェネッガー・ヴァンダム・ステイサムetc.etc.も真っ青の筋肉と筋肉の火花散る肉弾戦も盛り盛りの

壮大なスペクタクルと超人的な活躍振りの戦いと、イライラするほどのコッスい・セッコい・ケツ穴(以下略)謀略が交互に襲い来るも、あらゆる場面に散りばめられるカタルシスの連続で奇妙な興奮状態を呼び起こす、やはり歴史に残る一大快作(怪作?)であることに間違いはないでしょう。
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正直日本人に馴染みのない発音であり、長めの名前が頻発するので人物相関を把握するのに苦労したりしますが、二部作を一気に観れる時間的余裕と覚醒しきったハッキリした意識があれば、この二部作の隅から隅までしゃぶり尽くせて私以上の満足感を得られると思いますので、長期休みなどの機会にどっぷり浸ってご覧になることをオススメしたいと思います😌
ましゅー

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