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ビリーブ 未来への大逆転のkazu1961のレビュー・感想・評価

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)
3.8
▪️Title :「ビリーブ 未来への大逆転」
Original Title :「On the Basis of Sex」
▪️Release Date:2019/03/22
▪️Production Country:アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2019-188
▪️My Review
本作で描かれているのは、85歳の今もなお現役で活躍する最高裁判事ルース・ベイダー・ギンズバーグの若き日です。ルース・ベイダー・ギンズバーグが弁護士時代に史上初の男女平等裁判に挑んだ実話をもとに描いているんですね、
社会で女性がまだまだ冷遇されていた時代、一人の女性が「絶対敗訴」といわれた裁判に果敢に挑みました。学校、弁護士事務所、社会……逆境だらけだった彼女は、いかにして永遠に語り継がれる“伝説”を打ち立てたのか? 実力派俳優&スタッフが集結した爽快な感動ドラマですね!!
演技も上質で、最高級のメンバーが集結。それぞれが個性を十二分に発揮し、エモーショナルな物語を一層盛り上げています。本作のメガホンをとったのは、「ディープ・インパクト」のヒットメイカー、ミミ・レダー。女性監督として幾多の劣勢を克服してきた彼女が描く「逆転の物語」は、他の誰が撮るよりも説得力抜群! さらに、ギンズバーグ本人の甥自らが脚本を手がけた点にも要注目。
本作は、娯楽性を追求しつつ、リアリティも兼ね備えた「両方楽しめる」作品であることは間違いないですね。そして本作を見た人は、男女平等が勇気あるひとりひとりの女性の挑戦によって獲得されたものであることを、改めて確認するでしょう。法は人間がつくる...ことを、忘れないように。
そして、変わりゆく時代の中で、変わらないものは家族と信念なのだとギンズバーグ夫妻は教えてくれました。
良作!!

▪️Overview
「博士と彼女のセオリー」「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のフェリシティ・ジョーンズ主演で、実話をもとに史上初の男女平等裁判に挑んだ女性弁護士を描いたドラマ。のちにアメリカで最高裁判事を務めることとなるルース・ギンズバーグは、貧しいユダヤ人家庭に生まれ、努力の末に名門ハーバード法科大学院に入学する。夫マーティの協力のもと彼女は大学院を首席で卒業するが、女性であることを理由にルースを雇い入れる法律事務所はどこにもなかった。やむなく大学教授となったルースは、男女平等の講義に力を入れながらも、弁護士への夢を捨てきれずにいた。やがてある訴訟記録を目にし、それが歴史を変える裁判になると信じたルースは自ら弁護を買って出るが…。ルース役をジョーンズが演じるほか、彼女を支え続ける夫役を「君の名前で僕を呼んで」のアーミー・ハマー、伝説の弁護士役を「ミザリー」のキャシー・ベイツがそれぞれ演じる。監督は「ディープ・インパクト」のミミ・レダー。
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