うどん

ブラック・クランズマンのうどんのレビュー・感想・評価

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
4.1
予告編がとても面白かったので鑑賞!!
いやー、考えさせられる作品でした。
日常にはびこる黒人差別の描写や説明がやはりズンときた。でも、それを当たり前だと思っている一部の白人の描写の方がもっと怖かった。KKKの存在は知っていたが、ユダヤ人も対象だとは知らなかった。アダム・ドライバー演じるフリップが、KKKの潜入捜査をする中で、「自分は"ユダヤ人"という自覚はなく、"白人"として生きてきたつもりだが、今は必死にユダヤ人であることを否定している」的な発言をするシーンが印象的だった。
本当にKKKの方々が大真面目に、ああいうことを信じているとしたら、本当に怖い話だと思う。エンドロール前に流れる近年の映像には震えた。
主人公ロンとフリップの活躍ぶりは面白かった。ロンの"純粋英語"のシーンは本当に好き。最後のKKKのトップとの電話シーンはスカッとした。単純なハッピーエンドで終わるかと思ったら、そうではないのが私的には良かった。

これが今年最後のレビューになります。今年最後の映画は「スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け」ですが、語りたいことがありすぎるので、きちんと頭を整理して来年書きます。
今年5月から始めましたが、こんなに様々な方と、様々な映画を共有できて楽しかったです!いいね、コメントをありがとうございました!来年もよろしくお願いします。
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