あらすじ読んだ時、オーシャンズシリーズみたいな感じなのかと思っていたんですが、全然テイストは違いましたね。
実話をもとにした話、ではなく実話、というのが大きいです。
強盗する過程を再現する映画とともに本人たちのインタビューもあるので、衝撃ニュースとかアンビリーバブル的な感じに近いですかね。もっとリアルですけど。
現実での犯罪っていうのは、映画のようにうまくいくわけではない。混乱とか動揺とかが現実味を帯びていました。本人たちの語りが入るので余計に、この場面ではこういうことを思っていたのか、とか感じることが出来ました。
何かを変えたい、何者かになりたい。でもそのための選択としては一番やってはいけないことだったのかな、と思いました。軽い気持ちで行ったにしてはその代償は計り知れないのかな。
この映画で描かれているものも、本人たちが語った記憶に基づく内容だから、全て本当なのかはわからない、っていうのは印象的でした。
