このレビューはネタバレを含みます
いつかに予告編見て気になったものの、そのまま放置してしまってた映画
エンドロール見てて是枝監督の名前見かけてあれ?って思ったんですが、愛弟子なんすね
地方の親戚たちを見渡したときに1人ぐらいいそうな、優しくて無骨で不器用なテツのキャラクターを始め、町並み・人々の性格等々妙にリアルな手触り
暗い過去を抱えたテツ・ヒカル(シンイチ?)の男2人のやりとりがメインなわけですが、この2人の演技がめちゃ上手なのでそれだけでも見る価値あるかな、と
他方で、あんなにスムーズに出自不明の若者を受け入れるかなぁ?とかちょっと思ってしまったり
最後は含みをもたせて終わりますが、私はヒカルはシンイチを再度名乗ることはなく戻らないと解釈しました
「このままじゃ誰も幸せになんないっすよ」というセリフがありましたが、どれだけ優しくされて期待されても、他人の代わりになることはできなかった…ということなんでしょうかね
短期的にはちょっと後味が悪いですが…